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SFのすすめ [雑記 漫画・アニメ・小説・映画などなど]

久しぶりに更新します。mixiから転載日記 です。

アマゾンに行ったら冲方 丁 氏の代表作、『マルドゥック・スクランブル』が完全版で出ているではありませんか。
とりあえず手近な本屋に行ったら、なんとハヤカワ文庫の売り場がない・・・・がしかし、
新刊コーナーに一応置いてありました。


マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 冲方 丁
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/10/08
  • メディア: 文庫
マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 冲方 丁
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/10/08
  • メディア: 文庫
マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 冲方 丁
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/10/08
  • メディア: 文庫


ハヤカワ文庫なんぞ読んだことが無い人が多いでしょうから、ちょっと布教活動をします。


まず、ハヤカワ文庫について。
日本SF愛の結社です。ガチでハードなSF小説を扱っている会社ですね。
私は、神林長平『戦闘妖精・雪風』シリーズを某所で薦められてからSF小説に興味を持っています。

アニメやラノベもSFであることは多いですが、ラノベ的な文脈でのお約束事(萌え)ですとか、そもそも登場人物がティーンエイジャーであるとか、設定や用語が往々にして厨二だったりします。
それはそれで萌えられるし楽しいので良いのですが、やはり一方では硬い成分も摂取したくなるものです。和食と洋食みたいなもんでしょうか?ちょっと違う気がしますね(;´∀`)

次。 作者の冲方 丁(うぶかた とう)氏について。

ロボアニメに詳しい人に対しては、『蒼穹のファフナー』の文芸統括(具体的にどんな仕事か分かりにくいですね・・・)とノベライズ等等絡んでいる方と説明しましょう。

また、本屋さんに多少なりと足を運ぶ人に対しては『天地明察』の作者と言えば伝わるでしょうか。
本作は吉川英治文学新人賞、本屋大賞を受賞し、第143回直木賞にノミネートされ、いまだに書店では店頭平積みで売っている状態です。

その他、ラノベ、アニメ、ゲームなどマルチメディアな活動をしています。

さて、そして『マルドゥック・スクランブル』、日本SF大賞を受賞した傑作です。
今回写真を載せているのはその完全版。
11月から劇場版アニメが公開されています。(主役はCV林原めぐみ)
現在オリジナルと読み比べていますが、加筆といったレベルではなく、全面改稿。たまげました。

サイバーパンクで戦う美少女もの、などと案直に括ってはいけません。
最初から最後まで徹底して硬派です。それでも主人公のルーン・バロットと相棒のウフコック・ペンティーノには萌えてしまいますが・・・記号的な萌えとはまた違う、感動といったほうが正確でしょうか。

狂気と策謀に満ちた世界、猟奇的な敵、繰り返される問い、鉛と硝煙の臭いがたちこめる戦闘、そして圧倒的な緻密さで描写されるカジノでの「ブラック・ジャック」。

特に作者が執筆中にゲロをぶちまけたというブラック・ジャックのシーンは一読の価値があります。

どうぞご一読下さいませ・・・。 




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